子犬を生きたまま遺棄した男を逮捕

6月13日、子犬を生きたまま遺棄し死なせた飼い主の男(51歳)が動物虐待容疑で逮捕された。同日の香港メディアによると、6月5日に●湾にある団地の裏の斜面でビニール袋で二重に包まれた子犬が捨てられているのが見つかった。犬はパグの赤ちゃんで、瀕死の状態だった。動物保護団体のスタッフがその飼い主を探し出しなぜ遺棄したのか問い正したところ、ネットショップで子犬を買ったものの病気だったので自宅で死なれたら嫌だから外に捨てたと答えたという。子犬は保護団体によって動物病院に運ばれ治療を受けたが翌6日に死んでしまった。飼い主は2人の獣医師に診せたが助からないと言われたと話しているが、保護された後に行った血液検査では2回とも伝染性のウイルスは検出されなかったとのこと。保護団体では6月7日に動物の虐待の可能性があると警察に通報し、これを受けて警察が捜査を進め、6月13日に飼い主を動物虐待容疑で逮捕した。男は保釈は認められたが、起訴され裁判にかけられるという。【●=くさかんむりに全】

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