リアル脱出の大阪3店舗目が誕生、初イベントは話題作コラボ

謎解きに特化したイベントや店舗を運営する「SCRAP」が、「リアル脱出ゲーム 大阪南堀江店」(大阪市西区)をオープン。こけら落としとして、映画『シン・仮面ライダー』とコラボした『秘密結社SHOCKERからの脱出』が6月15日よりスタートする。

『秘密結社SHOCKERからの脱出』がおこなわれる「リアル脱出ゲーム 大阪南堀江店」(大阪市西区)

■ 隠れ家のような場所にオープンした新店

参加者が会場に隠されたヒントやアイテムを使って謎を解き、会場からの脱出を目指す体験型イベント『リアル脱出ゲーム』。そのパイオニアともいえる「SCRAP」が新たにオープンさせた大阪南堀江店は、同社が運営する常設型店舗の大阪第3号店となる。

東京と比較するとまだまだ店舗数が少ないという関西。一方でプレイヤー人口は増加しているといい、より多くの人に『リアル脱出ゲーム』を届けるため新店舗のオープンが決まった。広報担当者によると、南堀江のビルの10階という隠れ家的な立地を活かし、他店と比較しても少し「大人向け」なラインアップを意識していくという。

■ 作品ファンもリアル脱出ゲーム好きも楽しめる

同店の記念すべき初イベントとなる『秘密結社SHOCKERからの脱出』は、今年3月に公開された映画『シン・仮面ライダー』の世界観を再現。プレイヤーは悪の組織・SHOCKERに対抗すべく、構成員であるハチオーグのアジトに潜入するというストーリーだ。

イベントでは、作中でお馴染みのアイテムや音楽も登場し、メインキャラクターの本郷猛(池松壮亮)やハチオーグ(西野七瀬)の録りおろし音声が流れるなど、ファンにとってたまらない演出が楽しめる。

14日におこなわれた先行体験会で謎解きをする参加者(リアル脱出ゲーム大阪南堀江店にて)

プレイに苦戦した場合は、常駐スタッフにヒントをもらうこともできるので初心者でも参加しやすい仕様に。一方で、プロデューサーの土屋氏が「こだわり抜いた結果、非常に苦戦しました」と語るだけあり、シナリオや謎解きのクオリティはリアル脱出ゲーム好きを満足させるものとなっている。

『秘密結社SHOCKERからの脱出』は、9月3日まで期間限定で開催。大阪南堀江店を皮切りに、原宿や福岡など全国の店舗でも開催される予定だ。想定所有時間は120分程度で、1チーム最大6人。チケットは一般平日3600円・土日祝&ハイシーズン3900円。

取材・文・写真/つちだ四郎

「リアル脱出ゲーム 大阪南堀江店」

2023年6月15日(木)オープン
住所:大阪市西区南堀江1丁目16-11 10F
電話:06-6760-4848
※営業時間中公演状況によっては入場できない時間及び、電話の繋がらない時間あり

© 株式会社京阪神エルマガジン社