Wリーグ、通報窓口設置 シャンソンの退団問題受け

 2022~23年シーズン途中にシャンソン化粧品で大量7選手が退団する問題が起きたバスケットボール女子のWリーグは15日、暴言、暴力、ハラスメントの通報窓口を設置したと発表した。リーグは「シャンソン化粧品の大量退団は相談する場がなかったことが影響したという自戒がある。再発防止につなげたい」と狙いを説明した。

 選手とスタッフが対象で、ハラスメントなどを受けたり、目撃したり、相談されたりした場合に、弁護士が責任者を務める窓口にメールで通報することができる。責任者が年2回、全14チームを巡回訪問し、ハラスメントについての実情調査なども行う。

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