ナポリは15日、ルディ・ガルシア氏(59)の新監督就任を発表した。現時点で契約に関する詳細は明かされていない。
今シーズン、33年ぶりのセリエA優勝を成し遂げたナポリ。しかし、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長との確執も伝えられたルチアーノ・スパレッティ監督が、しばしの休養を希望した影響もあって電撃退任。
後任に関してはスペイン代表の前指揮官ルイス・エンリケ氏やフィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督、直近ではパリ・サンジェルマン解任決定的なクリストフ・ガルティエ監督らの名前が挙がっていた。
しかし、最終的に新指揮官に任命されたのは、先日にサウジアラビアのアル・ナスルを解任されたフランス人指揮官のガルシア氏となった。
これまでにディジョンやリール、マルセイユ、リヨンといった母国クラブにローマを指揮したガルシア氏。リール時代の2010-11シーズンにはリーグ・アン、クープ・ドゥ・フランスの2冠を達成。また、2013年から2016年1月まで指揮したローマでは、就任1年目と2年目に魅力的なアタッキングスタイルで2年連続2位に導いていた。
ちなみに、ローマを解任された際の後任は再登板のスパレッティ氏となっており、今回は入れ替わりでの就任となった。
