オナイウ阿道の在籍するトゥールーズは14日、フィリップ・モンタニエ監督(58)の退任および、カルロス・マルティネス氏(39)の新監督就任を発表した。
これまでレアル・ソシエダやスタッド・レンヌ、ノッティンガム・フォレスト、RCランスなどの指揮官を歴任したモンタニエ監督。2021年夏に就任したトゥールーズでは昨シーズンのリーグ・ドゥ優勝とリーグ・アン昇格に貢献。
さらに、今シーズンはリーグ・アンを13位でフィニッシュし、残留を達成した上、クープ・ドゥ・フランス優勝に導く卓越した手腕を発揮していた。
しかし、ダミアン・コモリ会長を中心とする首脳陣との確執があったとされる同監督は、今シーズン限りでクラブを離れることになった。
なお、後任指揮官に任命されたのは、昨年12月にアシスタントマネージャーとして招へいされていたスペイン人のカルロス・マルティネス氏。
同氏は若くしてエスパニョールやバルセロナのカンテラで指導者を務め、2020年からトゥールーズに来るまではクウェート代表のユースチームを指揮していた。