スパーズがラングレ&ダンジュマの退団発表…共にレンタル加入も完全移籍見送りに

[写真:Getty Images]

トッテナムは15日、フランス代表DFクレマン・ラングレ(27)と、オランダ代表FWアルノー・ダンジュマ(26)の2選手の退団を発表した。

ラングレは昨夏、バルセロナから1年間のレンタル移籍で加入。3バックの左のポジションで主力を担い、公式戦35試合に出場し1ゴールを記録した。

バルセロナで構想外ということもあり、完全移籍移行が既定路線と見られていたが、クラブ間交渉の難航やアンジェ・ポステコグルー新監督の就任の影響で状況が変わったか、今シーズン限りでの退団が決定した。

一方、ダンジュマは今冬の移籍市場でビジャレアルから買い取りオプション付きの半年間のレンタルで加入。試合終盤の途中出場がメインで公式戦12試合に出場し、2ゴールを挙げていた。

同選手に関しては加入後もほとんどチャンスを与えられず、買い取りオプション行使を見送る可能性が高いと見られていた。

また、トッテナムはディベロップメント・スカッドに属する6選手の退団も発表。右ウイングを主戦場とするイングランド人MFロマン・マンドル(20)はトップチームで数試合にベンチ入りするなど、期待の若手の一人だったが、クラブからの延長オファーを固辞。新天地を求める形となった。

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