2023年9月1日より劇場公開される、第13回小説現代新人賞を受賞した女性作家・神津凛子の同名デビュー作を映画化した「スイート・マイホーム」の、予告映像が公開された。
映像は、やっと手にした幸せの象徴でもあるマイホームで何か事件が起こり、血相を変えて帰宅する賢二（窪田正孝）から始まる。次のシーンでは誰かの死体が映し出され、警察が妻であるひとみ（蓮佛美沙子）のアリバイを賢二から聞き出そうとする。一方のひとみは、「誰かに見られている感じはずっとあった」と恐怖におびえ、さらに「家に誰かがいた」と主張する。そんな中、赤ん坊の次女・ユキが姿を消す。「おまえ、何も見えてないのか。あいつらに見つかったら終わりだからな！」と兄の聡（窪塚洋介）に叱責された賢二が、子供を探しに地下に向かう。
yamaが歌唱する尾崎世界観が書き下ろした主題歌「返光（Movie Edition）」も、予告で使用されている。
「スイート・マイホーム」は、冬が厳しい長野で、たった一台のエアコンで家中をすみずみまで暖められるという家を建てた賢二の一家に、奇妙な出来事が起こる内容の作品。新居が完成し、家族に2人目の娘も加わって幸せの絶頂にいた一家だが、赤ん坊の瞳におそろしい影が映り、娘は地下に魅せられる。家を取り巻く恐怖の連鎖は家族だけにとどまらず、関係者の怪死などに波及し始め、衝撃の結末に向けて加速していく。監督を手掛けるのは齊藤工。窪田正孝が主演し、蓮佛美沙子、奈緒、窪塚洋介、中島歩、里々佳、松角洋平、根岸季衣らが顔をそろえる。
【作品情報】
スイート・マイホーム
2023年9月1日全国公開
配給：日活・東京テアトル
©2023『スイート・マイホーム』製作委員会 ©神津凛子／講談社
