レイズがアスレチックス4連戦の負け越しを回避 今季50勝に到達

【レイズ4-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

レイズは3対3の同点で迎えた8回表にルーク・レイリーが12号ソロを放ち、勝ち越しに成功。苦しみながらもアスレチックスとの接戦を制し、4連戦を2勝2敗のタイに持ち込むとともに、今季メジャー一番乗りで50勝に到達した。レイズは先発のタジ・ブラッドリーが5回途中で降板しながらも11三振を奪う力投を見せ、4番手のロバート・スティーブンソンが今季初勝利(3敗)、6番手のピート・フェアバンクスが6セーブ目をマーク。アスレチックス3番手のオースティン・プルイットに4敗目(1勝)が記録された。

レイズは2回表に相手のエラーからチャンスを作り、アイザック・パレイデスとテイラー・ウォールズの連続タイムリーで2点を先制。4回表にはマニュエル・マーゴに3号ソロが飛び出し、3点をリードする展開となった。ところが、先発のブラッドリーが5回裏に一死満塁のピンチを招き、ライアン・ノダとセス・ブラウンに連続タイムリーを浴びて同点に追いつかれたところで降板。その後も何度かピンチがあったものの、リリーフ陣が踏ん張り、8回表にレイリーが放った12号ソロが決勝打となった。

勝利したレイズは開幕72試合目で50勝に到達。ワイルドカードが導入された1994年以降、これだけのスピードで50勝に到達したチームは、ほかに1995年のインディアンス(現ガーディアンズ)、1998年のヤンキース、2001年のマリナーズ、2005年のホワイトソックス、2018年のヤンキース、2022年のヤンキースの6チームだけである。依然として7割近い勝率をキープしており、シーズン112.5勝ペース。球団記録(2021年の100勝)を大幅に上回るペースとなっている。

なお、アスレチックスの藤浪晋太郎には登板機会がなかった。

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