政府は16日、2023年版男女共同参画白書を閣議決定した。白書に載った内閣府調査で「この仕事を長く続けたい」と考える女性の割合が若手ほど大きかった。内閣府は「国の政策や企業の取り組みで長く働けると思えるようになっている」と分析した。一方、男性は若い年代ほど小さい。
22年12月~23年1月、全国の20~60代の男女計2万人を対象にインターネットで調査した。
女性を巡り年代別に見ると「長く続けたい」と答えた割合は20代で最も大きく50.0%。60代の42.7%と差が開いた。
男性は60代が69.8%と最大。最も小さい20代は55.1%だった。