トヨタEV電池に補助金 経産省、1178億円

 経済産業省は16日、トヨタ自動車が国内で計画する電気自動車(EV)用電池の投資に最大1178億円補助すると発表した。経済安全保障上の重要物資である車載用電池の供給が途絶える事態に備え、国内の生産体制を強化する。

 経産省はトヨタのほか、電池素材メーカーなどにも助成し、総額は最大計1276億円となる。

 政府は2022年度の第2次補正予算で、蓄電池などの設備投資や技術開発支援に約3300億円を確保。今回の支援は、4月に発表したホンダと電池大手GSユアサの投資計画に対する最大約1600億円などに続く動きとなる。

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