女子高生が恐怖、わいせつ行為したい男に呼び止められる…逮捕 別の女子高生も触りたくて路上で褒めていた

吉川署=三郷市上彦名

 女子高校生にわいせつな行為をしようとしたとして、埼玉県警捜査1課と吉川署は15日、強制わいせつ未遂の疑いで、千葉県野田市木間ケ瀬、無職の男=県迷惑行為防止条例違反の罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年5月11日午後7時35分ごろ、松伏町地内の路上で自転車で帰宅途中の10代女子高校生を呼び止め、わいせつな行為をしようとした疑い。「わいせつなことをしようとしたが、抵抗されてできなかった」と容疑を認めており「仕事のストレスがあった」などと供述しているという。

 同課によると、男は今年1月にも同町内で女子高校生にわいせつな行為をしようとしたとして逮捕、ほかにも関与をほのめかしており、同課などで余罪を捜査している。

■当時会社員だった男、出勤中に女子高生を触ろうと呼び止める…逮捕(以下、5月24日に逮捕時の記事)

 女子高校生にわいせつな行為をしようとしたとして、埼玉県警捜査1課と吉川署は24日、強制わいせつ未遂の疑いで、千葉県野田市木間ケ瀬、会社員の男(56)を逮捕した。

 逮捕容疑は今年1月11日午前7時45分ごろ、松伏町の路上で、10代の女子高校生を呼び止め、わいせつな行為をしようとした疑い。調べに対し、「わいせつなことをしようとしたわけではない」と容疑を一部否認しているという。

 捜査1課によると、現場付近の防犯カメラ映像の精査などから関与が浮上。女子高校生の容姿を褒めるような言動で近づいていたという。

 周辺では同様の手口で10代の女性が被害に遭う事件が数件確認されていて、県警が関連を調べている。

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