「暑いですめっちゃ」熱中症予防へ“暑さ指数”を測ろう!

みなさんは気温以外にも暑さを表す数値があるのをご存じでしょうか。

愛媛県東温市内の小学校で、熱中症の危険性を示す「暑さ指数」の出前授業が行われ、児童たちが熱中症の予防について学びました。

東温市立北吉井小学校で開かれた県の出前授業には、6年生の児童およそ100人が参加しました。

授業の中で児童たちに配られたのが、「暑さ指数」を測る計測器。

暑さ指数は「気温」と「湿度」、それに地面などから受ける「輻射熱」をもとに導かれる熱中症の危険性を表す指標で、児童たちはグループごとに分かれ学校内の数値を測定しました。

日差しが降り注ぐグラウンドでは、高い数値が観測されました。

(児童)
「(太陽が)ぎらぎらです。暑いですめっちゃ」

このあと、屋根のある校舎に移動して計測してみると…

(児童)
「(暑さ指数は)グラウンドと比べて、大幅に下がっています。体感的にめっちゃ涼しい」

児童たちは場所や環境によって暑さ指数が変わることを学び、熱中症予防への意識を高めている様子でした。

(県気候変動研究グループ 宇野克之さん)
「(暑さに)まだ体が慣れきっていないと思うので、これから夏本番に向けて、熱中症にならないように気を付けてもらいたいと思います」

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