朝ドラ・タイトル回収な展開に、SNS感嘆「脚本すごい」

土佐の自然に囲まれ育った主人公・万太郎が、やがてやってくる動乱の時代をたくましく生きる連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。6月16日放送の第55回では、第11週のタイトル「ユウガオ」にちなんだ展開がSNSで話題となった(以下、ネタバレあり)。

長屋の子どもたちにユウガオについて話す万太郎(神木隆之介)(C)NHK

植物学の学芸誌を完成させた万太郎(神木隆之介)は、想い人の寿恵子(浜辺美波)に求婚するため、お世話になった印刷所の大畑(奥田瑛二)に釣書を託す。大畑は大安の日の早朝、寿恵子がいる「白梅堂」を訪れる。

一方、舞踏練習会の発足式に参加した寿恵子。高藤(伊礼彼方)とのダンスを披露した寿恵子だが、高藤の誘いはきっぱりと断る。ダンス講師・クララ(アナンダ・ジェイコブズ)の「心のままに生きること」という教えに従い、万太郎が待つ長屋へと走るのだった。

今回の放送では、練習会のドレス姿のまま寿恵子が万太郎のもとへと向かい、「槙野さん、私来ました」と万太郎を抱きしめるシーンが話題に。

長屋の子どもたちが「ユウガオのお姫さま」と驚くほど美しいドレス姿で万太郎のもとに駆け付けた寿恵子に、SNSでは「純白ドレス姿の寿恵子が、神々しい」「寿恵子さん、美しい! かっこいい!!」といった声が寄せられた。

また、第11週のタイトルが「ユウガオ」で、週を通してユウガオの魅力が描かれていただけに、「ユウガオがどんな植物なのか、なぜ週タイトルがユウガオなのか、丁寧に描いてくれたからこそ響く表現」「ユウガオのお姫様!タイトルの集大成!」「ユウガオって週タイトルがこういう形で回収されるとは。美しい」など、ラストの展開に感動する人も。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。6月19日放送の第56回では、万太郎と寿恵子が互いの気持ちを確かめ合い、ともに生きることを誓う。土曜日はその週の振り返り。

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