広島高速5号 二葉山トンネル工事 工事再開に向け「引き続き丁寧な対応」

約半年間工事が止まっている広島高速5号線二葉山トンネルについて、専門家が集まり再開に向けた検討会が開かれました。

広島高速道路公社「騒音振動をまったく発生させずに工事をするのは物理的に難しい状況でございます」

二葉山トンネルの掘削工事は去年12月に住民と定めた数値を超える2.5mmの地盤隆起がおきたため約半年間に渡り中断しています。

16日に開かれた専門家が集まるトンネル施工管理委員会では、掘削を中止した経緯とともに工事再開向けた対応策などが協議されました。

地元住民らからは工事の再開について、安全の確保を第一に審議してほしいという要望が出されています。

広島高速道路公社 光武聡一郎建設部長「個人によって感じ方も違いますので、ご意見をいただいている中で、それについては今までもていねいに協議等の対応をさせていただいてますが、これについては引き続きていないな対応に努めてまいりたい」

広島高速道路公社によりますと今後も県や市と協議を重ねたのち地元住民に説明をし、早急な工事再開を目指すということです。

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