選手ら喪章付け試合へ カープ黄金期のエース 北別府学さん(65) 死去 通算213勝

広島カープの黄金時代を支えたエースが亡くなりました。生え抜きとしてチーム最多の213勝を挙げた野球解説者の 北別府学 さんが亡くなりました。65歳でした。

鹿児島県出身の北別府さんは、宮崎の都城農業を経て、1975年のドラフトで1位指名を受け、カープに入団。

「精密機械」と称された抜群のコントロールを武器に1978年から11年連続で二けた勝利を記録。

1982年には20勝で最多勝、86年にはMVPや沢村賞・ベストナインを受賞するなどリーグ優勝にも貢献し、チーム最多の通算213勝を挙げました。

1994年の引退後は、解説者やコーチも務めました。

2020年には白血病であることを公表、病気療養していましたが、16日午後0時33分、広島市内の病院で亡くなったということです。

また、午後6時からマツダスタジアムで行われている西武戦では、監督や選手たちが喪章をつけて臨んでいます。

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