巨大アヒルの展示は父の日で終了

AllRightsReserved主催、オランダ芸術家フロレンティン・ホフマン氏の創作したゴム製アヒルの大型海上公共芸術展示「ラバー・ダック・ダブルスムース」は6月9日からビクトリア湾に停泊し、多くの市民が行列をつくって写真を撮るなど楽しまれている。16日の香港メディアによると、父の日に当たる18日には2羽のラバー・ダックのうち1羽が単独でセントラル沿岸から移動しビクトリア湾を巡回する。巡回の終了とともに展示は同日で終了する。ラバー・ダックは18日午後1時に中西区海浜プロムナード・セントラル間(金鐘)を出発し、銅鑼湾のタイフーンシェルター、フォートレスヒルの東岸公園テーマゾーンを経てビクトリア湾の対岸に渡り、尖沙咀の星光大道、尖沙咀の文化センターを巡って中西区海浜プロムナード・セントラル間に戻る。巡回の所要時間は約2時間で、沿岸の観衆にゆっくりとアヒルが泳ぐ姿を見せる。巡回スケジュールは海上の状況や天候によって変更される。主催者は波の影響が及んだり衝突のトラブルが起きるのを避けるため、個人の船舶でアヒルに接近しないよう呼びかけている。もともとの展示期間は約2週間といわれていたが、主催者は「われわれは展示終了の日時を発表していない。現在、日曜日に展示を円満に終了させるのが最適とみなした」とコメントした。

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