シュチェスニー躍動のポーランド、ドイツにシャットアウト勝利《国際親善試合》

[写真:Getty Images]

国際親善試合、ポーランド代表vsドイツ代表が16日に行われ、1-0でポーランドが勝利した。

4日後にモルドバ代表とのユーロ予選を控えるポーランドは、レヴァンドフスキ、ジエリンスキ、ブワシュチコフスキの3トップとする[3-4-3]で臨んだ。

一方、3日前の親善試合ウクライナ代表戦を3-3の引き分けに何とか持ち込んだドイツは、キミッヒとリュディガー以外の9選手を変更。ハヴァーツを最前線に、ムシアラとヴィルツの2シャドーとする[3-4-2-1]で臨んだ。

ブワシュチコフスキの代表引退試合となった一戦。守備時に5バックで構えるポーランドに対し、ドイツがボールを持つ展開で推移する。

16分過ぎにブワシュチコフスキがピッチを後にした中、ドイツは23分にケーラーがミドルシュートで牽制。さらに29分、ショートカウンターからハヴァーツの右足コントロールシュートが枠を捉えたが、GKシュチェスニーの好守に阻まれた。

すると31分、ポーランドがワンチャンスで先制する。右CKからキヴィオルのヘディングシュートが決まった。

ハーフタイムにかけても攻めあぐねたドイツは1点ビハインドのまま前半を終えた。

迎えた後半、後半開始3分にキミッヒのミドルがバーに直撃したドイツは、57分にPKを獲得するもVARの末に取り消しになってしまう。

その後も攻めあぐねるドイツは68分にフュルクルクとサネを投入。すると78分、FKの流れからチャウの放ったボレーシュートが枠を捉えたが、GKシュチェスニーの好守に阻まれてしまう。

さらに終盤の88分のヴォルフの決定的なヘディングシュートもGKシュチェスニーにファインセーブで阻まれたドイツは、ゴールをこじ開けられずに敗戦。

不振のドイツは4日後にコロンビア代表と対戦する。

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