2023年5月27日(土)~28日(日)に久屋大通公園にて防災イベント「もしもFES名古屋 2023」が開催されました。「もしも、名古屋で大地震が起きたら」いつかやってくるかもしれない未来を想像して防災・減災を学ぶこのイベントに、ハピキャンも出展。この記事では、もしもFES名古屋2023の模様をお伝えします!
【防災・減災を楽しく学ぶ】「もしもFES」とはどんなイベント?
日々を生活と地震や豪雨などの災害は切っても切れない関係です。
「もしも、名古屋で大地震が起きてしまったら」
災害は予見できるものではないため「もしも」のときのために「備え」が大切になってきます。
「もしも」は「いつか」やってくる。
「もしもフェス」は、その「もしも」を想像し防災・減災を楽しく学ぶことをコンセプトにした防災イベントです。
昨年「もしもFES渋谷2022」が開催され、「もしもFES」としては今回は2回目の開催。ハピキャンも昨年の渋谷に続き、名古屋でも出展しました!
【ハピキャンブース紹介】災害に役立つキャンプギアの展示や防災模試も
ハピキャンブースでは2日間にわたって展示や体験型のコンテンツを行いました。
イベント当日は天気にも恵まれ多くの方に、お立ち寄りいただきハピキャンチーム一同とても嬉しかったです。
【災害時に役立つ】キャンプ道具展示コーナー
ハピキャンブースでは、災害時にも活用できるキャンプ道具の展示を行いました。
キャンプ道具の多くは屋外での使用を目的にしていて多機能、且つ収納性も高いものが多く災害時での活躍が期待できます。
例えば、キャンプで必要なガスバーナーやクッカーセットは、災害時でも強い味方となるかもしれません。
ライフライン、インフラが復旧するまでの間、お湯を沸かしたり調理ができるのはすごく安心できますよね。
また、展示だけでなく実際にキャンプ道具を体験できるスペースも準備。
キャンプでも災害時でも睡眠は大切です。寝心地抜群のキャンプマットがあれば安心ですね。
ほかにも、多くのキャンプ道具を展示していました。
それぞれのキャンプ道具の前には「なぜ必要なのか」「どれくらいあったほうがいいのか」などの解説もしていて、多くの人が足を止めて読んでいた印象でした。
みなさんも「自分のキャンプ道具が災害時にどのように使えるのか」を一度考えてみてくださいね!
【知識は身を助ける】全問正解できるかな?ハピキャン防災模試
クイズ形式のコンテンツ「ハピキャン防災模試」も大盛況でした。
知識を蓄えることは自分の身を助けることにもなります。全問正解者にはプレゼントもあるとあって、みなさん真剣でしたよ!
ちなみに、防災模試のヒントは展示されているキャンプ道具に隠されていて、皆さん、ひとつひとつキャンプ道具を手に取りながら、一生懸命に問題に取り組んでくれていました。
【体験からお買い物まで】ガーランド作りや物品販売も大盛況!
他にも家族で楽しめるアクリルガーランド作りや
ハピキャンオリジナルグッズの販売も行いました!
ちなみに、1番の売れ筋はハピキャングッズではなく...ウルフィのぬいぐるみでした(笑)
「もしもFES名古屋2023」その他出展ブースやコンテンツのご紹介
もしもFES名古屋2023には面白くて勉強になるブースがたくさんありました。
筆者もいくつかのブースに邪魔してきたので、紹介いたします!
【メ〜テレマスコットキャラクター】「ウルフィ」によるグリーティング
メ〜テレの人気マスコットキャラクター「ウルフィ」がイベントに登場!
ウルフィが登場すると会場が大盛り上がり♪ たくさんのお客さんと一緒に記念撮影を行なっていました。
このファンサービスの良さは見習わないといけませんね(笑)
ちなみに、ハピキャンブースの前では売り子さんとしても大奮闘。
ありがとうウルフィ!
【こくみん共済coop】見て、持って、学ぼう!「防災袋の重さ体験」と「命を守る災害クイズ」
こくみん共済coopのブースでは、災害時に必要な防災袋の展示や、クイズが行われていましたよ!
「災害時のために備えが必要」と言われても、正直なにがどれだけ必要かわからない方も多いはず。かくいう筆者もよくわかっていません(汗)
ブース内には、家族構成ごとに応じた必要なものリストが展示されており、筆者自身も何が必要なのか、を改めて知ることができました。
また、実際に必要なものを詰め込んだ防災袋を背負わせてもらったのですが、これが本当に重たかった...。
一人で運ぶには大変な量なので、日頃から家族と話し合って誰が何を運ぶかを決めておいた方がいいなと感じましたね。
ほかにもタブレットを活用した「防災・減災クイズ」もあり大人から子どもまで楽しく学ぶことができました。
筆者も体験させてもらったのですが惜しくも全問正解にはならず。ですが、問題ひとつひとつに詳しい解説があったので、とても勉強になりました!
【株式会社UACJ】身近なものが災害時に役立つ!アルミホイルを活用した防災対策
株式会社UACJは世界トップクラスのアルミニウム総合メーカーです。
こちらのブースでは、生活の必需品ともいえるアルミホイルを活用した防災対策の紹介が行われていました。
「アルミホイルと防災って関係あるの?」そんなことを思う方もいるかもしれませんね。
アルミホイルを侮るなかれ。フライパンに敷けば汚すことなく調理ができますし、窓に貼れば遮熱をすることだってできるのです。
日常生活だけでなく災害時にも活躍するアルミホイルは、災害袋のなかにひとつは入れておきたいアイテムでもあります。
ブース内で開催されていたオリジナルカップ作りも楽しそうだったなぁ〜。
UACJさんのブースに立ち寄ったことで、アルミニウムの凄さや災害時の有用性を知ることができました!
【株式会社テラ・ラボ】大規模災害時に欠かせない存在 無人航空機「テラ・ドルフィン」の展示
こちらは株式会社テラ・ラボの長距離無人航空機「テラ・ドルフィン」です。
「かっこいい飛行機だなぁ〜」と呑気に眺めていましたが、説明を聞いてみるとすごい機体でした。
テラ・ドルフィンは災害時に上空から被害エリアの状況や土地の情報を記録し、解析することができます。
そのデータを関係機関に共有することで、迅速に被害状況を把握するだけではなく、二次災害の予測にも役立てられるとのこと。
時間との勝負になる災害時には、このテラドルフィンが被害を抑える鍵となるかもしれません。
空を駆けて人々を災害から守る。
株式会社テラ・ラボでは、災害対策DXの取り組みイメージをストーリー化したショートムービー「空飛ぶイルカ」が公開されています。
ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。
【ステージコンテンツ】パパラピーズと楽しく学ぶ防災ファッション
ステージコンテンツでは「パパラピーズと楽しく学ぶ防災ファッション presented by こくみん共済 coop」が行われました。
ハピキャンでも活躍中のアウトドアスタイリストの近澤一雅さんに防災ファッションのアレコレを教えてもらいました。
なんとなく「防災」と「アウトドアファッション」は遠い存在かと思っていましたが、実はこの2つの親和性は高いのです。日常の服装から防災を(ちょっと)意識するいい機会にもなりましたね。
また、パパラピーズのおふたりのテンポ良い会話で会場も大盛り上がり!あっという間の40分間でした♪
【もしもFES総括】「もしも」のときに「なにが」できるのか?災害について考える良い機会でした!
多くのブースとコンテンツが集結した「もしもFES名古屋 2023」
防災・減災と聞くと堅苦しく思われがちですが、どのブースでも楽しく学べるように工夫がされていたのが印象的でした。
「もしも」は「いつか」やってくる。
私たちは「もしも」のときに「なにが」できるのかを試されることになります。
知識はどれだけ蓄えてもかさばるものではありません。日々の備えを十分に、「もしも」のときには自分だけでなく周りの人にも手を差し伸べられるようになりたいものです。
「もしもFES名古屋2023」の関係者のみなさまお疲れ様でした!参加できて本当に良かったです。
そして、ハピキャンブースにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!