『猫トイレ』の湿気対策してる?4つの方法と対策しないと起こるトラブルとは

️1.重曹を使用する

重曹は、昔から掃除用具として使われています。

重曹の成分は炭酸水素ナトリウムで、水に溶ける性質を持っています。その性質により、空気中にある湿度を吸い取ってくれます。

また、重曹は酸性に対して威力を発揮します。猫の尿は酸性なので、湿度管理だけではなく、汚れや臭いを除去し清潔に保つという点でも効果的です。

猫が舐めてしまわないように、重曹は穴が空いている蓋をした瓶などに入れて、トイレのそばに置いてくださいね。

️2.新聞紙を敷いておく

猫のトイレの中に、新聞紙を敷いておくと湿気対策となります。

新聞紙の成分の一つである「セルロース」が水分を吸収してくれます。食物繊維であるセルロースは、人間の便通を改善してくれることでも有名です。

吸収して出すという効果は、湿度にも有効だと分かりますね。

️3.猫砂の取替回数を多く

湿度の高い時期は、猫砂を取り替える回数を増やす方が良いでしょう。

乾燥している時期と異なり、湿度の高い時期は替えたばかりの猫砂でも、すぐ湿度を含み重みが出ます。2週間に一度のサイクルでは長いため、1週間〜10日を目安に取り替えてください。

そして、全ての猫砂を取り替えるだけではなく、トイレ本体も入念に掃除し、太陽の元でしっかりと乾かすことが大切です。

️4.トイレの置き場所を変更

猫のトイレは、基本的に人目につかない場所に置かれることが多いでしょう。

人目につかない場所は人の行き来が少なく、その結果風通しが悪く、湿度がこもりやすいです。

湿度の高い時期は猫のトイレを移動して、少しでも湿度の影響が減少するようにしておきましょう。人と一緒に暮らす猫は、排泄しているところを見られる事に対してほぼストレスを感じませんので、人の行き来のある場所にトイレを移動させても大丈夫です。

️湿気対策を対策しないと起こるトラブルとは

湿度から発生するトラブルは、猫にも人間にも起こります。

猫砂が室内の湿度を含んでしまうと、猫の尿は固まらず消臭効果もなくなり、クサイ臭いが残ってしまいます。生乾きの洗濯物は雑巾のような臭いを放ちますが、プラスで猫の尿も臭うという状況になります。

また、部屋に臭いが籠るだけではなく、トイレ自体が不衛生となります。猫は綺麗なトイレで排泄をするため、我慢して尿路系の病気に罹患してしまったり、トイレの無い場所で粗相をしてしまう危険性も出てきます。

️まとめ

『猫トイレ』の湿気対策してる?4つの方法と対策しないと起こるトラブルとはについてお伝えいたしました。

なお、シリカゲル入りの猫砂に変更する方法もありますが、猫の健康上問題になる可能性があるため今回は取り上げませんでした。

できる限り、猫の身体の負担とならない湿度対策を取れるようにしたいですね。

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