【北京共同】北朝鮮メディアは17日、朝鮮労働党の重要会議、中央委員会拡大総会が16日に平壌の党中央委員会本部で招集され、討議に入ったと報じた。金正恩党総書記が出席した。総会では「変化した国際情勢に対処した国家外交、国防戦略」も議論されるとしている。
金正恩氏の発言は伝えられなかった。会期は明らかにされておらず、数日間続く見通し。
北朝鮮は、岸田文雄首相が日朝首脳会談実現のための高官協議を開きたいとの意向を示したことに対し、日本が関係改善を模索しようとするなら「会えない理由はない」と外務次官が5月29日に表明している。外交問題の討議にこうした対日政策が含まれる可能性もある。
