代表ウイークだからこそあえて今週はJ2リーグのデータを調べた感じ?!の巻/倉井史也のJリーグ

[写真:©︎J.LEAGUE]

まぁ代表ウイークなんですけど、J2はしっかりやるわけですよ。しかも今週末は折り返しという大事な試合。現在は独走中の町田を他のチームが追いかける展開なんですけど、だいたいどれくらいの勝点を取れば自動昇格の2位以内に入るの? ってなことを今週は調べてみたよ!!

J2の場合、現在の22チーム構成になったのは2012年から。ということで、2012年から1位、2位はどんな勝点だったかというと、

◆2012年

1位:甲府/86

2位:湘南/75

◆2013年

1位:G大阪/87

2位:神戸/83

◆2014年

1位:湘南/101

2位:松本/83

◆2015年

1位:大宮/86

2位:磐田/82

◆2016年

1位:札幌/85

2位:清水/84

◆2017年

1位:湘南/83

2位:長崎/80

◆2018年

1位:松本/77

2位:大分/76

◆2019年

1位:柏/84

2位:横浜FC/79

◆2020年

1位:徳島/84

2位:福岡/84

◆2021

1位:磐田/91

2位:京都/84

◆2022年

1位:新潟/84

2位:横浜FC/80

平均は1位のチームが平均勝点86.2点、2位のチームが81.0点。やっぱり勝点80を超えないと自動昇格は見えてこない感じですね。じゃあ第21節終了時点でどうかというと、

◆2012年

1位:山形/41

2位:千葉/40

◆2013年

1位:G大阪/46

2位:神戸/44

◆2014年

1位:湘南/60

2位:磐田/43

◆2015年

1位:大宮/46

2位:磐田/40

◆2016年

1位:札幌/45

2位:C大阪/43

◆2017年

1位:福岡/43

2位:湘南/43

◆2018年

1位:大分/40

2位:山口/39

◆2019年

1位:山形/40

2位:京都/37

◆2020年

1位:北九州/44

2位:徳島/43

◆2021年

1位:磐田/47

2位:京都/44

◆2022年

1位:新潟/42

2位:仙台/40

1位のチームの平均勝点が45.0点、2位は41.5点。今年は第20節を終えて1位の町田が勝点45点、2位の大分が37点ということで、1位はほぼ例年どおりか上回るくらい、2位はちょっと低めという感じ。

でもチームをよく見てください。第21節までで2位に入っていたチームが自動昇格したのは、全22チームのうち12チーム、つまり約55パーセント。残りの45パーセントのチームは自動昇格できてないのです。

さらに言うと、第21節の首位だったチームが自動昇格できなかった例も4件。そう考えるとやっぱりJ2レースも厳しい!!それにしても2014年の湘南は第21節終えて20勝1敗、最終勝点101点って、すごいチームでした。

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