レッズが最大8あった借金を完済! 新人アボットは史上初の快挙

【レッズ2-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

レッズは新人左腕アンドリュー・アボットがまたしても快投し、昨季王者アストロズを相手に6回4安打無失点。打線は7回表に2点を先制し、リリーフ陣はアストロズの反撃を1点に抑え、連勝を6に伸ばして最大8あった借金をついに完済した。好投したアボットは依然として防御率0.00をキープしており、3勝目(0敗)をマーク。レッズ4番手のアレクシス・ディアスが18セーブ目を挙げ、アストロズ先発のJ・P・フランスに2敗目(2勝)が記録された。

レッズのアボット、アストロズのフランスと両新人投手の好投で手に汗を握る投手戦となった一戦は、7回表にレッズがタイラー・スティーブンソンの5号ソロで均衡を破り、さらにケビン・ニューマンにもタイムリー二塁打が出て2点をリード。アボットは6回4安打無失点で勝利投手の権利を手にしてマウンドを降り、7回裏を2番手のバック・ファーマー、8回裏を3番手のルーカス・シムズがいずれも無失点、9回裏はクローザーのディアスが1点を失ったものの、2対1で逃げ切った。若手の台頭もあって勢いに乗るレッズは、これで勝率5割復帰。地区2位タイに浮上し、地区首位ブリュワーズまで0.5ゲーム差に迫っている。

なお、アボットはメジャーデビューから3先発連続で5イニング以上を投げて無失点。これは1893年にマウンドから本塁への距離が現在と同じものになって以降、メジャー史上初の快挙となった。また、アボットは3先発合計で17回2/3を投げて無失点。これはウェイン・シンプソンが1970年に記録した「デビューから15回連続無失点」を上回る球団新記録となっている。新人左腕の快投がどこまで続くか注目したい。

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