サッカー女子WEリーグのINAC神戸は17日、神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンターでファン感謝デーを開き、来月20日に開幕するワールドカップ(W杯)の日本代表に選ばれた4人が約200人のサポーターの前で決意表明をした。2大会連続出場のGK山下杏也加は「INAC神戸の4人が試合に出れば勝てる」と勝利を誓った。
INAC神戸からは、山下とともに2大会連続のDF三宅史織、初出場のFW田中美南とMF守屋都弥が代表入り。今季のWEリーグを制した三菱重工浦和と並ぶ最多4人を送り出す。
前回は出場機会がなかった三宅は「個人、チームとしてリベンジする一員になれたのはうれしい」と16強に終わった雪辱を期す。田中は「メダルを持って帰って皆さんに見せたい」と約束。今季、右サイドでの活躍が認められ抜てきされた守屋は「絶対得点に絡みたい」と闘志を燃やした。(今福寛子)