トッテナムの新指揮官となったアンジェ・ポステコグルー。彼がセルティックでブレイクさせた日本人選手たちの動向にも現在注目が集まっている。
そこで今回は、監督と同じクラブへ移籍した選手たちをまとめてみた。
ジョルジーニョ(アーセナル)
今年1月にアーセナルへ加入したジョルジーニョ。
2014年にナポリへと加入した彼は、マウリツィオ・サッリ(現ラツィオ監督)が指揮官となったシーズンに重用され始め、セリエAを代表するパサーに成長した。
教え子を新たなチームへ連れて行きがちなサッリだが、なかでもジョルジーニョとの結びつきは強い。
2018年にサッリがチェルシーへ引き抜かれるとジョルジーニョも後を追って加入し、プレミアでも屈指の司令塔として活躍。ビッグイヤー獲得にも貢献している。
ホアキン・コレア(インテル)
アルゼンチンの長身アタッカー、ホアキン・コレア。
2015年に国内のエストゥディアンテスからイタリアのサンプドリアへ加入し、欧州でのキャリアをスタートさせた。
その後スペインのセビージャを経て2018年にラツィオへ加入し、セリエAへ復帰。シモーネ・インザーギ監督の元で主力として活躍し、ラツィオのコッパ・イタリア優勝を支えた。
昨季にシモーネがインテルへ引き抜かれると自身もローンでインテルへ加入し、今季より正式に買い取られている。
ダヨ・ウパメカノ(バイエルン)
バイエルンでプレーするフランス代表DF、ダヨ・ウパメカノ。
2015年にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクへ引き抜かれると、その後は系列クラブであるドイツのRBライプツィヒへステップアップを果たした。
ここでは10代ながら主力としてブンデスリーガで活躍し、大きな注目を集めるようになった。その後指揮官となったユリアン・ナーゲルスマンからも重用された。
昨季にはその監督と共にバイエルンへ移籍、ブンデスでは6アシストをマークする活躍を見せていた。
リサンドロ・マルティネス
アルゼンチン出身の小柄なDF、リサンドロ・マルティネス。
メッシを輩出したニューウェルスで育成されたDFは2019年にアヤックスへ加入し、初年度からエリック・テン・ハフの信頼を掴んだ。
今季からそのテン・ハフがマンチェスター・ユナイテッドの指揮官となると、自身も同じくユナイテッドへとステップアップ。
当初はそのフィジカル面が懸念されたが新たな環境にもすぐにフィットし、最終ラインで重要な存在となった。
チアゴ・アルカンタラ(リヴァプール)
現在リヴァプールでプレーしているスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ。
バルセロナのカンテラ出身であり、2009年にトップチームでデビューした際の指揮官がペップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)だった。
その後も出番は限られたが若手ながら黄金の中盤に割り込む勢いを見せ、2013年にペップが新たに監督に就任したバイエルンへ移籍。
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多くの怪我に泣かされたものの、7年間の在籍中にブンデス連覇など数々のタイトル獲得に貢献した。