福島瑞穂党首、岸田政権を批判「異次元の暴走内閣だ」 社民神奈川県連定期大会

社民党県連合の定期大会であいさつする福島瑞穂党首=横浜市保土ケ谷区

 社民党神奈川県連合は17日、横浜市保土ケ谷区で定期大会を開き、2023年度の活動方針を確認した。次期衆院選で、南関東ブロックの比例候補を最低1人は当選させることを目標に、県内小選挙区で複数候補を擁立する方針を示した。

 県連合代表の福島瑞穂党首(参院比例)はあいさつで、今国会で成立した防衛産業の生産基盤強化法や改正入管難民法を挙げ、岸田政権を「淡々ととんでもない政策をやる。異次元の暴走内閣だ」と批判。党の存在意義を「軍拡に反対する政党が国会にいないと困る」と強調した上で、ジェンダー平等や性的少数者などの人権問題も含めて訴えを広げる考えを示した。

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