栃木市都賀町臼久保の市営公園「つがの里」でハスが見頃を迎え、ピンク色の花が園内を彩っている。
ハスは日の出前後に花が開き、昼頃に閉じる。同公園では約20アールの池の一面に生育し、17日現在で五、六分咲き。この日は朝から好天に恵まれ、見物客は遊歩道を散策しながら大輪の花を写真に収めるなどした。
同市観光協会都賀支部などは6、7月の2カ月間、「つがの里ハスまつり」としてフォトコンテストなどを行っている。祭りの企画運営委員会代表石本俊光(いしもととしみつ)さん(67)は「例年よりやや早く開花し、7月末まで楽しめます」と話した。
茨城県筑西市下川島、中田昭徳(なかだあきのり)さん(74)は「ハスは上品な花だと思う。通算4回来たが今回が一番きれい」と喜んでいた。