2人の子どもと2匹の猫がいるわが家では、部屋の一部の壁紙が、剥がされたり落書きされたりでボロボロに…。
正直見るたびにストレスを感じていて、室内撮影の作業をするのにも困っていました。
そこで今回はニトリの壁紙とセリアのおしゃれ雑貨を使って生まれ変わらせることに。「映えスポット」の爆誕なるか⁉
気になる結果をレポートします!
壁紙をべりべり剥がした上に落書きされた、見るに堪えない一角が…
わが家の問題の場所は、居間兼寝室として使っている部屋の一角です。
築30年以上の中古分譲マンションで、7年ほど前、リノベーション済みのところに入居。
当時は、壁紙も新品でピカピカだったのですが…。
特に何も対策せずに2人の幼児と暮らしていたら、治安のヤバい街の壁みたいになってしまいした。
悩みポイントは以下の通りです。
・全体の5割ほど壁紙がべりべりと剥がされている
・剥がされた上からペンで落書きされていて消せない
・きょうだいゲンカの影響で穴まであいている
・部屋の扉の真正面なので目につきやすい
来客があってもさすがにここは見せられません。
また筆者は商品の撮影作業をこの部屋で行っていますが、どんどん「映えない空間」になってしまっていたのも、大きなストレスでした。
そこで、壁紙の貼り替えを決意しました。
【ニトリ】リノベウォールシート WAS-06 スクラップウッド/3,690円(税込)
ニトリの公式サイトで、ビビッときた商品を見つけました。
「リノベウォールシート」、柄は「スクラップウッド」(※ネット限定品)です。
こちらの商品は、柄やサイズによって店舗で購入できるものとできないものとがあるようです。
公式サイトで気になる柄を見つけたら、購入方法も確認してみてください。
サイズや素材などのスペックはこちら。
・サイズ:幅90×高さ250cm
・重量:約860g
・素材:塩化ビニル樹脂
同じ高さで幅が45cmのサイズもあり、そちらは税込1,990円でした。
この「スクラップウッド」は、白系の中にうっすら水色系の木目の列がミックスされた柄。
フローリングや扉が白系で統一されたこの部屋にぴったりでした。
ちなみにお世話になっている保育園の床材がこのシートと似た雰囲気。
おしゃれなのに傷や汚れが目立ちにくく、いつも「いいなぁ…」と思っていました。
「きれいに剥がせる」「表面防水」というのも期待できる機能です。
「賃貸住宅でも安心」は心強いキャッチコピーですね。
パッケージに「貼り方」が説明されています。
要約すると「貼りたい場所を掃除してから、好みに切って貼る」という3段階の簡単な内容でした。
貼り始めには5~10cmほど裏紙を剥がすのが良いようです。
長い芯入りなので、ロールした状態で縦型に保管しておけば場所も取りません。
なお接着に適さない場所については、「セロハンテープが付かないところはNG」と考えておくと良いようです。
必要な道具や手順は? さっそく貼ってみた
それでは、さっそく作業に入っていきます。
道具
・ハサミ
・カッター
・定規(長いもの)
・メジャー(2~3m)
・ペン
・押さえヘラ
今回、100円ショップのセリアで「押さえヘラ」を用意しました。スキージーとも呼びます。
持ちやすく、広い面をならすことができます。
ヘラなしでも作業できますが、あると断然はかどりますよ。
まずは、準備です。
この壁にはエアコンのリモコンホルダーをネジで留めていましたが、定位置を別の場所に引っ越しました。
そして壁紙シートを貼る面は、軽く拭いてゴミやほこりを取っておきましょう。
ネジやピンの跡など、多少の凸凹は気にしなくてもOKです
メジャーを壁に当てて、必要なシートの長さを測りました。
だいたい160cmと少しです。
壁紙シートを切断するために、シートの裏紙に少し大きめに印をつけます。
10cm分ほど余分に見ておくのがベターということで、今回は175cmに設定しました。
ちなみにこの壁紙シート、裏紙には特に目盛りなどがありません。
計測して付けた印を結ぶので大丈夫なのですが、最初は「きちんと真っ直ぐ線が引けているだろうか」と不安になりました。
切断はとてもスムーズ。
普通のハサミでも難なく切れました。
さて、いよいよ貼り付けです。
端を5cm程度剥がして上部の隅から固定し、下方向へ向けて圧着させていきます。
商品の特長どおり何度も貼り直せるので、気軽に調整できました。
ただし貼り始めが5cmだとなかなか固定しづらかったので、「10cmぐらいは剥いでおいた方が良かったかな」と少し後悔。
とはいえ一度角度が決まると、あとは一気に進められました。
10cm程度裏紙を剥ぎながら、ヘラや手でシートを貼り付け。
ヘラは上から下の方向へ、空気を押し出すようにするのがポイントです。
貼り付け作業がスムーズに進むので楽しくなってきたのですが、壁の隅にコンセントがあったことを忘れていました。
カバーを外してみると、下の壁紙も四角く切り抜かれていることが判明。
コンセントの上から四隅の少し内側に印をつけ、Y字が上下対象になるような図形の線を引きます。
この通りにカッターを入れると、いい感じに切り開けます。
中央を開いたら、あとは隅に沿ってカッターを入れるだけ。
これで無事に、コンセントの周囲を四角く切り抜けました!
この状態でカバーを戻すと、きれいに収まりますよ。
上から下へと貼り付けて、巾木のところまで到達したら、角に沿ってカッターを入れてフィニッシュ!
女性一人でも、貼り付けはトータルで20分かかりませんでした。
おしゃれかつ便利にするための追加アイテム
【セリア】アンティークハンギングバスケット、ハートカツラバイン&リーフバイン/各110円(税込)
今回壁紙を張り替えたのは、エアコンの下から巾木までの範囲でした。
エアコンのホースカバーの部分を少し装飾したいな…と考えて、セリアの可愛い小物を追加してみることに。
選んだのは「アンティークハンギングバスケット」と「ハートカツラバイン&リーフバイン」。
こちらは、バスケットにフェイクグリーンを入れます。
エアコンの配管カバーにフィルムフックを付け、吊り下げるだけで完成です。
【セリア】アクリルライト 置き型 /110円(税込)
もう1つは「アクリルライト 置き型」です。
丸い透明なアクリルボードに、ブラックボードマーカーで描いた線をライトアップしてくれます。
照射には別売りのマンガン乾電池を2個使用。
電池を入れてスイッチを入れるだけで、手軽におしゃれな部屋が叶いますよ!
ついに完成!古マンションの部屋にできた「映えスポット」
小物を飾って、ついに古いマンションの部屋に「映えスポット」爆誕です!
まるでカフェみたい⁉
近くで見ていたときは木目の主張が強そうに感じましたが、引きで見ると思った以上に上品です。
作業は、1人で30分ほどでした。
柄は、クローゼットの扉やカーテンともマッチしていて、周囲から浮く印象もありません。
小さなライトとグリーンで視覚的な癒し効果も少しプラス。
コンセント部分もきれいな仕上がり!
サイズ的に右側に数cmの白壁が残りましたが、これはこれでアクセントとして気に入っています。
筆者が隣のダイニングで家事をしている最中も、ときどきわざわざチラッと見に行きたくなります。
帰宅した家族は、みんな「すごい!」と大喜び。
今回は補修目的でしたが、手軽に雰囲気を変える模様替えにも壁紙シートはおすすめですよ。
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ニトリとセリアの商品で、ボロボロの壁の一角に、カフェのような「映え」ポイントを創出しました!
30分ほどの作業で、部屋の印象をサッと変えてしまえる壁紙シートの威力。
ぜひ検討してみてくださいね。
※数に限りがあります。商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。
(ハピママ*/ ユキッ先生)