シティとPSG、中盤プレーヤーのトレード実施の可能性

写真:PSGのヴェラッティとのトレードの噂が上がっているB・シウヴァ ©Getty Images

マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァが、今夏イングランドを離れる可能性が高まっているという。スペインのウェブメディア『ELGOLdigital.com』が報じている。

ベルナルド・シウヴァは2022-23シーズンのマンチェスター・シティでプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠獲得に大きく貢献したが、長年にわたってイングランドから離れることを希望しているという。その理由は、彼の家族がマンチェスターでの生活に快適さを感じていないためだ。

ベルナルド・シウヴァとマンチェスター・シティの契約は2025年6月まで残っているものの、こうした事情もあって今夏の退団を希望しているという。ベルナルド・シウヴァ自身はバルセロナへの移籍を望んでいるとされており、バルセロナ側もアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの帰還がかなわなくなった今、シャビ監督がチーム力アップを託せる人材としてベルナルド・シウヴァに期待を寄せているという。

ただ、マンチェスター・シティ側は他に魅力的なオファーがあればそちらを受け入れる意向を示しており、実際に同クラブを納得させられそうな提案をしているのがパリ・サンジェルマンだという。

PSGもメッシが退団するなどチームの刷新を図っている段階であり、中盤にクオリティーをもたらす存在としてベルナルド・シウヴァに白羽の矢を立てている。そしてマンチェスター・シティに対しては、イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティとのトレードを提案しているそうだ。

ヴェラッティも今夏のPSG退団を検討しており、そんな彼に対しても複数のクラブが関心を寄せているが、マンチェスター・シティはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンにも退団の噂があり、ジョゼップ・グアルディオラ監督としては彼の代役を確保する必要性が生じている。

ヴェラッティはこの役割に適した選手であるため、このトレード提案を受け入れる可能性は高い。そうなった場合はベルナルド・シウヴァはバルセロナではなく、パリに新天地を求めることになるだろう。

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