サイバーセキュリティボランティア 松浦高生に長崎県警が委嘱 小中学生にインターネットのマナーなど指導

サイバーセキュリティボランティアの委嘱状を受けた高校生ら=松浦市、松浦高

 長崎県警は13日、松浦市志佐町の県立松浦高(舟越裕校長、189人)で情報処理などを学ぶ商業科の3年生26人に、本年度の「サイバーセキュリティボランティア」の委嘱状を交付した。小中学生を対象にサイバー犯罪防止の授業に取り組んでもらう。
 インターネットの普及に伴い、2018年から県内の希望する公私立高校などに委嘱。松浦高は市内の小中学校を中心に、インターネットを使用する際のマナーや情報セキュリティーなどを児童、生徒に指導する。
 交付式では生徒を代表して川上夏凜さん(17)が県警生活安全部サイバー犯罪対策課の掘耕基課長から委嘱状を受け取った。式を終え川上さんは「小さな子もスマホを扱うのが当たり前の時代。身近にある危険をしっかり伝えたい」と抱負を語った。
 本年度のサイバーセキュリティボランティアは10校が希望している。

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