ラッシュフォード、ユナイテッドでの最高給待遇に

写真:契約の延長とともにチーム最高給への昇給勝ち取ると見られるラッシュフォード ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、クラブとの契約を更新し、チーム最高給になる可能性が高いという。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

同メディアによると、マンチェスター・ユナイテッドで現在、最も好待遇を受けているのは元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアで、週給は37万5000ポンド(約6720万円)。しかしデ・ヘアはミスが散見されるなどパフォーマンスが不安定なこともあってエリック・テン・ハフ監督から信頼されておらず、今夏で契約が満了を迎えることもあって、クラブを離れる可能性が高い。

残留するとなっても大幅な減給は避けられず、週給20万ポンド(約3640万円)が提示されているという。

一方、テン・ハフ監督はラッシュフォードに対しては厚い信頼を寄せており、2024年6月までとなっている現行の契約を大幅に延長させたうえ、週給も今のデ・ヘアと同じ週給37万5000ポンドにアップさせる意向を示しているようで、これが実現した場合はチーム最高給となる。

ラッシュフォード自身もマンチェスター・ユナイテッドでプレーし続けることを望んでいるため、契約延長に支障はない。仮にこの昇給が実現した場合、彼の年俸は840万ポンド(約15億2750万円)も増加することになり、チーム内におけるラッシュフォードの重要性がさらに高まることになる。

ちなみに、デ・ヘアは減給を受け入れて残留するか、それとも退団するかはいまだに迷っている模様。クラブはインテルに所属する元カメルーン代表GKアンドレ・オナナやブレントフォードのスペイン代表GKダビド・ラヤに関心を寄せているそうだが、両者ともに4000万ポンド(約72億7400万円)程度の移籍金が必要となる。

また、テン・ハフ監督は前線と中盤の補強も希望しているため、GKの人員整理は後回しになっている。そして、デ・ヘアにはサウジアラビアへの移籍も噂されている。

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