東北絆まつり、来年は仙台開催 今回で6県一巡

来年の開催地、仙台市の藤森副市長(手前右)に東北絆まつりののぼり旗を手渡す西市長

 東北6県の県庁所在地などで組織する、東北絆まつりの実行委員会は18日、来年のまつりを仙台市で開くと発表した。具体的な日程は未定。

 青森市で行ったパレードの出発式で、今年の実行委員会会長を務める同市の西秀記市長が来年の開催地を発表、仙台市の藤本章副市長にまつりののぼり旗を手渡した。藤本副市長は「東日本大震災からの復興の先を見据え、未来に向けて皆さんと一緒に新たな出発ができるよう、オール仙台でお出迎えしたい」と意気込みを語った。

 東北絆まつりは「東北六魂祭」の後継企画として6県持ち回りで開き、今年の青森市で一巡。来年以降の開催の在り方について、西市長は報道陣の取材に「決まったのは来年の仙台市開催のみ」と説明した。

© 株式会社東奥日報社