ホワイトソックス・リン 球団タイ記録の16奪三振も8敗目を喫す

【ホワイトソックス1-5マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ホワイトソックスは先発した36歳のベテラン右腕ランス・リンが7回まで毎回の16三振を奪い、球団タイ記録を樹立したものの、打線の援護がなく、8回途中4安打3失点で降板。1対5で敗れ、敵地でのマリナーズ3連戦の勝ち越しを逃した。マリナーズ先発の新人右腕ブライス・ミラーはリンに負けじと7回4安打1失点の好投を見せ、5勝目(3敗)をマーク。奪三振ショーを展開しながらも援護不足に泣いたリンには8敗目(4勝)が記録された。

3回裏にフリオ・ロドリゲスのタイムリー二塁打で2点を先制されたホワイトソックスは、6回表先頭のエルビス・アンドルスが二塁打を放ってチャンスメイクし、次打者アンドリュー・ベニンテンディがライトへのタイムリーを放って1点差。しかし、それ以降は得点を奪えず、8回裏にはジャレッド・ケルニックの満塁走者一掃のタイムリー三塁打でダメ押しの3点を追加され、9回表二死1・3塁のチャンスも生かせず、1対5で敗れた。

リンは初回に2つの三振を奪うと、2回裏に2つ、3回裏に2つ、4回裏は三者三振とハイペースで奪三振を積み重ね、5回裏にも2つの三振を奪って早々に2ケタ奪三振に到達。6回裏に3つ、7回裏に2つを追加し、1954年7月25日にジャック・ハーシュマンがマークした1試合16奪三振の球団記録に並んだ。新記録を目指して8回裏も続投したが、先頭のコルテン・ウォンにバント安打を許したところで降板。なお、リンの従来のキャリアハイは1試合12奪三振(3度記録)であり、それを大幅に塗り替えた。

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