大谷翔平の“ホームラン兜”を段ボールで!東大阪の企業が開発 「安全な兜を作って」の声がきっかけ

大谷翔平投手(28)が所属する米大リーグ・エンゼルスでは今シーズン、ホームランを放った選手に兜をかぶせるパフォーマンスを採用。開幕当初から大谷の兜姿などが話題を呼んでいる。遠い日本からでも、兜パフォーマンスの気分を味わいながら応援したい―。そんな願いを叶える、段ボール製兜が発売される。

マツダ紙工業株式会社(大阪・東大阪市内)が、段ボール工作キット「ECOなホームラン兜」を開発。組み立てにはさみ、のりなど工具類は必要なく、折ってはめ込む作業だけ。20分ほどで簡単に組み立てられる。また、資源ごみとして出せば、段ボールにリサイクルされるため、環境にも配慮されている。

同社では定期的に工作キットを使ったワークショップを開催。その中で、参加者から「メジャーリーグを応援する安全な兜を作ってほしい」という要望があり、開発にいたったという。金属製やプラスチック製と比べて、ケガのリスクが少ない段ボール製のため、子どもでも安全に大谷気分が味わえる。

1個1320円(税込)で、同社通販サイトでは予約販売を受付中(21日より順次発送予定)。また、Amazonでは22日より販売・発送される。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社