週明け19日午前の外国為替市場で円安ドル高が進み、円相場は一時1ドル=141円97銭近辺と昨年11月以来、約7カ月ぶりの安値を更新した。円は対ユーロでも下落し、一時1ユーロ=155円35銭近辺と2008年9月以来、約15年ぶりの円安ユーロ高水準を更新した。
午前10時現在は前週末比81銭円安ドル高の1ドル=141円95~96銭。ユーロは79銭円安ユーロ高の1ユーロ=155円22~29銭。
日銀が16日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めたことを受け、日本と米欧の金利差拡大を意識した円売りが優勢となった。