柴崎岳は退団、レガネスがサラリーの制限を引き下げに動き13名が満了へ

[写真:Getty Images]

レガネスのMF柴崎岳(31)の退団はクラブ事情によるものが大きいとされている。スペイン『アス』が伝えた。

2020年9月にデポルティボ・ラ・コルーニャから完全移籍でレガネスに加わった柴崎。3シーズンにわたりセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)でプレーし、公式戦99試合に出場し5ゴール5アシストを記録した。

日本代表としてもプレーしていた柴崎だったが、カタール・ワールドカップ(W杯)ではメンバー入りを果たすも出番はなし。3月、6月と招集を受けていない状況だ。

その柴崎とレガネスの契約は2023年夏まで。今夏で満了を迎える中、クラブは留まらせる気がないという。それはサラリーキャップの問題だ。

レガネスは今シーズンよりもサラリーを制限し、800〜900万ユーロ(約12億4000〜14億円)にまとめたいとのこと。選手の売却で資金を増やすこともあるが、高給の選手を手放すことで、財源に余裕を持ちたい考えがあるようだ。

契約が満了する選手は柴崎を含めて13名。一部の選手との契約を延長する可能性はあるものの、サラリーは現状維持か減額を求めることになるという。

チームの縮小をせざるを得ない状況のレガネス。柴崎が残留する可能性はなく、新天地がどこになるのか注目を集めることになりそうだ。

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