首都圏マンション価格上昇 3カ月連続、8068万円

東京都内の大規模マンション

 不動産経済研究所が19日に発表した首都圏(1都3県)の5月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月から32.5%高い8068万円で、3カ月連続の上昇だった。東京都心で発売された高額物件がよく売れたという。

 発売戸数は21.5%減の1936戸。担当者は「郊外物件の人気が落ち着いたことが要因ではないか」と分析した。

 地域別の平均価格は、東京23区が47.9%上昇の1億1475万円、23区以外の都内は1.4%下落の4911万円、神奈川県は22.0%上昇の6078万円、埼玉県は17.7%下落の4939万円、千葉県は2.5%上昇の4837万円だった。

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