ペレス「今は選手権の順位よりもパフォーマンスの低下が心配」レッドブル/F1第9戦

 2023年F1カナダGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは12番グリッドからスタートし、6位でフィニッシュした。最終ラップにはソフトタイヤに履き替えて、ファステストラップ(1分14秒481)を記録し、追加の1点も獲得した。

 カナダGP終了時点で、ドライバーズ選手権において、2位ペレスとトップのマックス・フェルスタッペンとの差は69点に拡大。ペレスと3位フェルナンド・アロンソとの差は9点に縮まった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(70周/70周)
12番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ソフト

2023年F1第9戦カナダGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

 今日はペースがなくて、少し驚いた。ハードタイヤでは最初は良い感じだったが、セーフティカーの後、グリップが回復せず、ミディアムタイヤでもペースがなかった。

 時間をかけてこの週末のことを理解することが重要だ。特に今回のレースではペースが悪かったので、この問題を解決する必要がある。自分には自信を持っており、何ができるか分かっている。でも今日、僕たちは好調ではなかった。

 今の段階では、(ドライバーズ)選手権でのポジションよりも、パフォーマンスの低下の方が心配だ。とにかくペースがないのだから。プレッシャーが全くないということはあり得ないし、今は難しい時期だ。でも僕は良いパフォーマンスを発揮するためにここにいるのであり、今後の数戦でそうする必要がある。

 ポジティブなことに目を向けると、今日僕たちチームは100勝目を達成した。チームにとって素晴らしいことだ。僕もとてもうれしいよ。マックスは、今日だけでなく、シーズン通して最高の仕事をしている。

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