意外とやってしまいがちな『犬の散歩におけるNG行為』 犬を飼って間もない人はご注意を！

意外とやってしまいがちな「犬の散歩におけるNG行為」

長年犬を飼っていても、犬を飼って間もなくても、犬の散歩において、いけないことだと分かっていても意外とやってしまいがちな行為があるものです。また、以前は大丈夫だったことも、現代ではNG行為に当たる場合もあります。

そこで今回は、意外とやってしまいがちな「犬の散歩におけるNG行為」について解説します。大丈夫な行為と勘違いしていないか、この機会に今一度確認しておきましょう。

広場をノーリードで遊ばせること

広場をノーリードで遊ばせることは、意外とやってしまいがちな犬の散歩におけるNG行為です。

犬の散歩がOKの公園、河川敷、海岸（砂浜）や他人が所有している空地などの場所で犬をノーリードで遊ばせることは、各自治体が定めている条例違反に当たる可能性が非常に高いです。そもそも、たとえ空き地であっても、他人が所有している土地に無許可で立ち入ってはいけません。

犬の散歩OKの場所もありますが、リードをつけて散歩させることが条件であり、最低限のマナーです。

「あの飼い主もやっているから」「他に利用者がいないから」「みんな遊んでるから」などという理由で、あなたもやってしまっていないでしょうか。もしも事故やトラブルが起きてしまった時、飼い主は逮捕され、愛犬は処分されてしまうかもしれません。

公共の場で犬をノーリードで遊ばせることができるのは、基本的にはドッグランのみです。ノーリードが許可されていない場所で、犬のリードを外して遊ばせるのはNG行為です。

リードをつけたまま自由に走り回っている犬を見かけることがありますが、飼い主がリードから手を放して入ればノーリードと同じことです。

また、ロングリードで犬を自由に遊ばせている飼い主も見かけますが、他に利用者がいる時はやめましょう。犬同士の咬みつき事故などトラブルの原因になりやすいです。

リードを長くしたまますれ違うこと

リードを長くしたまますれ違うことは、意外とやってしまいがちな犬の散歩におけるNG行為です。

リードを長くしたまますれ違ってしまうと、愛犬が他の犬に近づいて吠えられたり、自転車とぶつかりそうになってしまうことがあります。また、後ろから来た車が通れずに困っていたり、愛犬が他人に飛びついてしまう可能性も。

このように、リードを伸ばしたまま散歩し、すれ違う歩行者・犬・自転車・車などに迷惑をかけてしまったことはありませんか？ 愛犬が危険な目に遭いそうになった、という経験はありませんか？

すれ違う時はリードを短く持ち、愛犬が接触しないようにするのがマナーです。伸縮リードであれば、伸びてしまうことがないようにロックをかけておくべきです。

排泄物を放置すること

排泄物を放置することは、意外とやってしまいがちな犬の散歩におけるNG行為です。

このようなことを理由に、愛犬のうんちを放置していく飼い主がいます。

また、おしっこを放置していく人の言い訳には、以下のようなことが考えられます。

なかなかおしっこを持ち帰ることは難しいかもしれませんが、他人に不快感を与えることがないよう後始末をしなければなりません。

電柱の横に側溝がある場合には、側溝に流れていくようにして水をかけるとよいです。

芝生やアスファルトである場合には、水をかけると広がってしまいます。トイレットペーパーで吸い取って持ち帰るのがおすすめです。

他所のお宅の敷地内にマーキングをさせること

他所のお宅の敷地内にマーキングをさせることは、意外とやってしまいがちな犬の散歩におけるNG行為です。

門扉、塀、花壇や植木などにおしっこをかけて立ち去る飼い主と犬を見かけることがよくあります。愛犬のことをよく見ていれば、未然に防ぐことができるNG行為です。

どうしてもお散歩中にマーキングをしてしまって困っているという場合には、マナーベルトを着用させてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、意外とやってしまいがちな「犬の散歩におけるNG行為」を解説しました。

信じがたいことですが、お散歩中のNG行為を注意され、逆ギレしている飼い主を目撃してしまったことがありました。

そうなると、「あの人は要注意人物です」と、近所で嫌な噂をされてしまうことがあります。愛犬のことを大切に思う飼い主のみなさんに、そんな思いをしてほしくありません。

もし今回ご紹介した内容を読んで（もしかしたら私もやってしまってるかも…）と感じてしまったとしても、今から改めることができれば大丈夫です！NG行為には十分に注意し、最低限のマナーを守って愛犬との散歩を安全に楽しみましょう♡