19日、広島市議会の6月定例会が開会し、松井一実 市長は、所信表明で広島高速4号線と山陽自動車道との接続など、都心だけでなく、「周辺部の大改造」にも取り組むと4期目の決意を語りました。
広島市 松井一実 市長
「今後、50年・100年先を見すえ、広島の街の持続的な発展に全力を尽くすことがわたしの使命であると考えています」
4月に4期目の当選を果たした松井市長は、中四国の中枢拠点を目指す▽200万人広島都市圏構想と▽地域コミュニティの活性化、それに、▽平和文化の振興を市政運営の中心にすえたいと述べました。
そして紙屋町などの “都心” の大改造だけでなく、商工センターや西風新都など “周辺部” の大改造も進め、▽広島高速4号線の延伸で山陽道と接続させることや、▽アストラムライン西風新都線の全線開業を目指したいと述べました。
6月定例会は30日までで、ファミリープールの整備検討費用など、合わせて31億円の一般会計補正予算案が審議されます。