韓国の公共放送局なのになぜ?「KBS 歌謡大祝祭」日本開催案が浮上で現地ファン激怒!局側は「確定」を否定

韓国放送局であるKBS主催の「歌謡大祝祭」が、今年は日本で開催されるという可能性が浮上し、自国ファンが怒りを見せた。本歌謡祭は1965年に初放送され、今年で58年目を迎えるいわば伝統的ステージだ。

韓国の複数メディアが同社に取材したところ「検討段階にあり、確定していない」とコメントしたという。しかし一部のメディアでは「12月9日に、日本の埼玉県にあるベルーナドームで開催予定」と、日程と会場名までが具体的に記載されている。

「KBS 歌謡大祝祭」は、その年を彩ったK-POPスターたちが一堂に会して行われる大規模なイベント。過去には汝矣島(ヨイド)KBSホールやソウル蚕室(チャムシル)室内体育館などで行われてきたのだが、なぜ今年は日本開催案が出たのかは不明である。

この一報を目にした韓国ネットユーザーは激怒。なぜなら、KBSは公共放送として知られているためだ。日本に置き換えれば、NHKの「紅白歌合戦」を海外で開催するようなものだろう。

現在KBSには「受信料を払っている公共放送の年末歌謡ステージが、海外で行われるなんて理解できない」という意見が多く寄せられているという。またネット上でも「韓国アーティストが、一年の締めくくりに出演する歌の祭典が、どうして日本で開催されなければならないの?」と不満を爆発させている状況だ。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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