富士登山の外国人には“やさしい日本語”で 一文を短く 擬音語避けて=静岡・沼津市

7月の富士山の山開きを前に、静岡県沼津市では外国人観光客と日本語で円滑に会話する方法を学ぶ講座が開かれました。

<参加者>

「『禁止』は難しいですよね。できません。しないでください、かな」

この講座は、やさしい「日本語」を使って外国人登山者と円滑にコミュニケーションをとる方法を学ぶもので、観光事業者など14人が参加しました。

静岡県によりますと、2023年は新型コロナの水際対策が緩和されることや山小屋の予約状況から、多くの外国人登山者が訪れることが予想されています。

講座では、東京オリンピックで多言語対応を担当した萩元直樹さんが講師を務め、一文を短くして伝えることや、擬音語は避けることに加え、漢字やカタカナにふりがなを振ることなど、外国人観光客に通じるやさしい日本語の使い方を伝えました。

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