平野美宇が伊藤美誠との激闘制す パリ五輪シングルス代表争い22ポイント差に【Tリーグ個人戦決勝】

パリオリンピックの選考対象となる卓球Tリーグ・個人戦の決勝が6月17日行われ、沼津市出身の平野美宇選手と磐田市出身の伊藤美誠選手が静岡県勢同士が熱い闘いを繰り広げました。

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県勢同士の戦いとなった女子個人戦の決勝。最初にペースを掴んだのは平野選手。第1、第2ゲームと連取します。しかし、伊藤選手も食らいつきます。第3ゲームからサーブのバリエーションを増やし、得点を量産。県勢対決は互いに譲らず、フルゲームにもつれこみます。

最終第7ゲームでは、壮絶な打ち合いが繰り広げられます。激しいラリーを制した平野選手がマッチポイント。激闘を制した平野選手がオリンピック選考ポイントで伊藤選手との差を広げました。

平野美宇選手(写真左)と伊藤美誠選手

現在のパリオリンピックの選考ポイントをみると、トップの早田ひな選手が独走。平野選手と伊藤選手のポイント差が22ポイント。わずか2枠の女子シングルス代表の座をかけて、し烈なポイント争いが続いています。選考レースは2024年1月まで。平野選手、伊藤選手のどちらにも頑張ってもらいたいものです。

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