【インド】米化学ルーブリゾール、印で1.5億ドル投資へ[化学]

米特殊化学品大手ルーブリゾールは19日、インドで1億5,000万米ドル(約210億円)超の投資を実施すると発表した。投資は同社のインドへの投資としては最大規模で、事業の拡大を加速させることが目的だ。

投資は複数の事業に充てる。具体的には、地場グラシム・インダストリーズと共同で実施する西部グジャラート州ビラヤトでの塩素化ポリ塩化ビニール(CPVC)樹脂工場の整備など。年内に起工する見通しで、年産能力は世界最大の10万トンだという。

既存の生産施設の増強や、研究開発(R&D)拠点の新設も計画している。

ルーブリゾールは、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの傘下にある。1966年にインドに進出した。

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