【ニューデリー共同】欧州航空機大手エアバスは19日、インドのLCCで同国シェアトップのインディゴから主力小型機「A320」シリーズを500機受注することで合意したと発表した。民間航空史上で最大の購入規模になるとしている。
インドは経済成長に伴い、航空機を利用する中間層が増加。国内線を中心に航空需要の拡大が見込まれる。インディゴは運休の少なさや定時運航を売りに人気を集め、現在300機超を運用。今回の500機を含め、今後の約10年に計約千機の受領を予定する。
インドの空港数は過去8年間で、ほぼ倍増している。一方、西部の商都ムンバイといった大都市の空港では混雑が課題になっている。