次期衆院選 維新が神奈川20区に元参院議員の金子洋一氏擁立の方針

日本維新の会

 次期衆院選を巡り、日本維新の会の県組織「神奈川維新の会」が神奈川20区(相模原市南区、座間市)に元参院議員の金子洋一氏(60)を擁立する方針であることが19日、複数の関係者への取材で分かった。県組織幹部が党本部に方針を伝えており、近く決定する見通し。

 金子氏は横浜市出身で、聖光学院高から東大を経て経済企画庁(現内閣府、消費者庁)に入庁。退職後、2009年の参院神奈川選挙区補欠選挙に旧民主党から立候補して初当選。10年参院選で再選したが、旧民進党から出馬した16年参院選で落選した。旧民主党と旧民進党では県連代表を務めた。

 20区では、自民党から現職の甘利明前幹事長(73)、立憲民主党から新人の大塚小百合氏(43)が出馬を予定している。

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