月曜時点で1.5ラウンド 渋野日向子は「全米女子プロ」へ精力的に調整

テンフィンガーグリップで打ち込み(撮影/亀山泰宏)

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(19日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)

4年連続の出場となる渋野日向子が、19日(月)の時点ですでに約1.5ラウンドを消化する精力的な調整で今季メジャー第2戦に備えている。

4月「JMイーグルLA選手権」を終えて一時帰国。国内ツアー2試合にスポット参戦し、17日(土)から再び米国に入った。翌18日に笹生優花と回った練習ラウンドはコースレイアウトの関係もあって1~6番、15~18番と変則的に10ホールを下調べ。19日は18ホールをチェックした。

笹生優花(右)もテンフィンガーグリップに挑戦?(撮影/亀山泰宏)

ラウンド後もショットを中心に練習。直近の出場となる「宮里藍 サントリーレディス」から取り入れているテンフィンガーグリップで打ち込み、ドライビングレンジで隣の打席だった笹生と談笑もしながらリラックスムードで調整した。

2019年の秋から行われた改修で大きくなったグリーンはアンジュレーションがきつく、開幕3日前の時点でもスピードが出ており、まさにメジャーセッティング。タフなコースに立ち向かっていく。(ニュージャージー州スプリングフィールド/亀山泰宏)

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