佐賀ライオンズクラブが県に寄付 障害者福祉の増進に役立てて

寄付金を贈った佐賀ライオンズクラブの北村勝男会長(左)と県健康福祉部の實松尊徳部長=県庁

 佐賀ライオンズクラブ(北村勝男会長、38人)は14日、障害者福祉の増進に役立ててもらおうと、佐賀県に10万円を寄付した。他クラブからも参加したチャリティーゴルフ大会で集まった浄財の一部を贈った。

 同クラブは2015年から毎年、県に寄付金を贈っている。県庁で贈呈式があり、県健康福祉部の實松尊徳部長が「今回の寄付金だけでなく、日頃から支援いただき大変ありがたい」と謝辞を述べた。寄付金は「県障害者支援ハンドブック」の作成費用に充てられる。

 同クラブは今年1月に設立60周年を迎えた。北村会長(56)は「60周年記念事業の一環として、今年も寄付金を贈呈できるのはうれしい。来年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会も、クラブとして手伝っていきたい」と話した。(松尾綺子)

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