雨じゃないのに傘? 栃木県・壬生町の小学校で熱中症と感染症対策で「傘さし登下校」

 夏本番を迎えるのを前に、壬生町の小学校では熱中症対策で傘を差しての登下校が19日から始まりました。

 壬生町の壬生東小学校です。雨は降っていませんが、元気に登校する児童たちの中には傘を差している児童の姿が見られます。

 壬生町では、町内にあるすべての小学校で19日から傘を差しての登下校を始めました。この取り組みは、熱中症の予防と新型コロナウイルスの感染対策を両立させるためのもので、天候にかかわらず傘を差し、夏の直射日光から児童を守るとともに、一定の距離を保ちます。

 壬生町では3年前から実施していて傘をさすことやマスクの着用は個人の判断に委ねています。9月末まで行う予定で、初日に傘を差していた児童は3分の1ほどでした。

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