6月としては異例の流行です。
愛媛県松前町の小学校でインフルエンザの集団感染が確認され、学校が1年生を学年閉鎖するなどの措置をとっていることがわかりました。
インフルエンザの集団感染が確認されたのは、松前町立松前小学校です。
関係者によりますと松前小学校では今月に入り、児童が相次いで、インフルエンザとみられる症状を訴え、20日時点で1年生を学年閉鎖し、6年生の2クラスを学級閉鎖する措置をとっているということです。
一方、県などによりますと、県内の小中学校などでは、今月5日からの1週間でインフルエンザによる学年閉鎖が1校、学級閉鎖が2校確認されたということです。
また同じ期間に県内61の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり3.59人となっていて、6月に流行の目安となる1を超えるのは、この10年間で初めてです。
特に5歳から9歳の患者が全体の半数近くを占めていて、県は、換気やこまめな手洗いで感染を予防するとともに発熱やのどの痛み、せきなどの症状がある場合は登校を控えるよう呼びかけています。