周冠宇「挽回のチャンスはあると信じていたが、そのチャンスを掴めなかった」アルファロメオ F1第9戦決勝

 2023年F1第9戦カナダGPの決勝レースが行われ、アルファロメオの周冠宇は16位でレースを終えた。

■周冠宇(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=16位(69周/70周)

2023年F1第9戦カナダGP 周冠宇(アルファロメオ)

 スタートの位置を考えると、厳しいレースになることは最初から分かっていたが、挽回のチャンスはあるはずだと信じていた。ただ、残念なことに、今日はそのチャンスをつかめなかった。セーフティカーランが終わった後は、これなら戦えると感じていた。僕はミディアムでスタートして、タイヤのフィーリングはすごく良かったんだ。けれども、レースは僕が必要としていた展開にはならず、最後のピットストップを終えたところでは、もうできることはあまりなかった。

 もっといい成績を望んでいたのは確かだけど、この週末は僕にとって楽なものではなかった。まあ、こういう週末もあるもので、最近のレースで示してきたパフォーマンスを取り戻せるように、2週間後のシュピールベルクに向けた準備に気持ちを切り替えることが重要だ。スプリントの週末には、何が起きてもおかしくない。手持ちのカードをうまく使っていけば、トップ10争いに復帰することはできると思っている。

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